さて私&相方が向かったのは西口ゲート。小学生中学生高校生に混じり、てくてく歩いた。
まだ10時前だった。相方のたてていた予定よりちょっと早めに行動している。
昨日の夜中に山ちゃんで飲んだウコン茶が効いたのか、朝の目覚めがものすごく良くて体調も快適。
私は寝起きのキレがものすごく悪いのだが、ウコン茶、素晴らしい♪
荷物チェックに並ぶ。リュックで行った私はがばっと入れ口を開き、検査員の人たちに見せた。
しかし触りもせずチラとリュックを見ただけで「はいOK」と言われ、金属ゲートをくぐって終わりだった。
飲みかけのペットボトルを車に置いて来たのに・・・。こんなことなら持って来るんだったとダークなことを考えた。
マーフィーの法則が頭をよぎる。
人生いつも裏目ってことはないが、善人の努力が報われぬのは不条理だ。ちょっと違うか。
ゲートをくぐり、まずは近くの「長久手日本館」に並ぶ。今なら20分待ちだというので観てしまうことにした。
一応予定ルートとして挙げているものは以下の通り
1長久手日本館(西ゲートからいちばん近いから)
2JR東海超電導リニア館(相方が観たい)
3ガスパビリオン炎のマジックシアター(ルート上にあるから)
4夢みる山の「めざめの方舟」(私が観たい)
5三井・東芝館(ルート上にあるから)
6トヨタグループ館(ルート上にあるから)
7日立グループ館(ルート上にあるから)
8ネパール館(パシュミナがめあて)
9アメリカ館(セグウェイがみたい)
10キューバ館(葉巻がめあて)
11国連館(相方が観たい:評判が良かったらしい)
12イタリア館(私が観たい)
13ヨルダン館(私が観たい:死海ブロやエステに興味)
14リトアニア館(麻製品がめあて)
15イギリス館(私が観たい:ガーデニングに興味)
16オーストリア館(チョコがめあて)
17ベルギー館(チョコがめあて)
18グローバル・ハウス マンモス ラボ(事前予約19:20~19:30に入場)
※お昼の食事には「ルーマニア館」で「ミティティ」のセット1300を食べる。
※お土産は「モロッコ館」でバブーシュを買う・「スリランカ館」で木箱入りの紅茶を買う。
※トルコアイスを食べる。
以上が一応の予定。私の一番観たいものは「夢見る山」の「めざめの方舟」だった。したいことはトルコアイスを食べること。なんてささやか。
さて「長久手日本館」。館全体が竹で覆われまるで竹のザルかカゴを伏せたカタチ。
直径12.8メートルの球体のカベ全てがスクリーンになっている部屋で観た映像は素晴らしかった。
おおーさすがに日本だ!と誇らしく思った。だが良かったのはそこだけで他のスペースはイマイチだった。
「夢みる山」に整理券配布の確認に行く。12時過ぎに配布なのでそれまでにトルコアイスを食べることにした。
学生が多く並んでいる。見れば一人ずつにえらく時間をかけているせいだ。
会場のはずれの「遊びと参加ゾーン」に行った。ここにもトルコアイスを売っているのだ。
会場のはじっこにある「遊びと参加ゾーン」は、なんてことはない遊園地のような乗り物系がたくさんあるところ。大観覧車もここ。
若い人たち(主に学生さん達)が多いのもうなづける。かなり激しい乗り物や、お化け屋敷、体験もの(マイナス30度の世界)が並んでいる。
・・・ば、万博?でも動物達のモニュメントが公園みたいにあるので小さな子供達はそれにまたがりご満悦だった。
さてトルコアイスの売店。やはり学生さん達が多い多い。トルコアイスのスタッフが並んでいる人にコーンを配り、代金をもらっている。
なんて手際がよいことか。^^;の割に列の減りが遅い遅い。
はよして~と思いながら学生の列に混じり待っていると、なにやら愉快な唄が聴こえてくる。
「どんどん、どんど、どんどるま~♪」ひょっとしてこのアイスのテーマソングだろうか・・・。
前後に並ぶ修学旅行の(だろう)学生達は大喜びだ。「どんどん、どんど、どんどるま~♪」
覚えやすいメロディの繰り返し。案の定、学生達はマネをして歌っている。
頼むからやめてくれい~☆覚えてしまうぢゃないですかぁ~☆
今日一日、これがテーマソングになり、頭の中をぐるぐるまわったらイヤっす・・・。
さてやっと私の番になった。相変わらずさっさと渡さない。
こちとら、はよ喰いたんじゃぁ~!(↑いらいらして待っているの図)
と井筒監督バリに噛み付きたかったが、将来を背負う青少年達の前でそんなことをしたらおとなゲない。
ようやくゲットしたアイスを手に「夢みる山」まで整理券ゲットに戻る。えらく遠いなぁゼイゼイ。
しかしこのどんどるま、お、美味しい・・・。あんなトンチキインチキそうなパフォーマンスで売っているのにこの美味しさはずるい。
噛み噛みして食べれるアイスなんて初めて。しかも伸びる。食感はモチモチで味もよし。
「めざめの方舟」の整理券は長蛇の列。2600人分の券があるから大丈夫だろうとは思うがすごい並ぶわ・・・。
前の女性二人は日本語のパンフレットを手にしているが、言葉は中国語。漢字を頼りにしている様子だった。
世界各国から来ている人も多いが、みんな服装がきちっとしていて大変そうだ。
スーツを着ている外国人が多い。重そうなかばんを持っている人もいる。誰かアナウンスしてやれよと思った。
荷物預かりもカンタンにできるようにしたりの配慮をして欲しいよ。
日本の安全神話は崩れたとはいえ、地球博と銘打っている以上、どこの国のどんな人にでも負担をかけないようにしてもいいじゃない。
ただでさえこの会場内は広くて移動が大変。日陰が無く水分補給ができず気軽に休憩できない。
疲れたら逃げ場がない。今はいいが、もっと湿度や気温が上ったら行き倒れるって。
「めざめの方舟」の整理券をもらったが、案外すぐの時間だったので時間まで近くのグローバル・コモン1の「ネパール館」に行った。
パシュミナが買いたかったが、たけー!5000円から10000円て普通価格だわさ。
なので絵画や彫刻の品を鑑賞した。平気で1000万もするものが売っていて驚いた。
しかもン百万や1000万のものが結構売れているとのこと。すげー。こんな機会でもないと買えないからか?
飛行機代や輸送代を考えるとトントンなのかなぁ。凡人にはわかりませんわ。
「夢みる山」の「めざめの方舟」はアリーナ席とスロープ席があり、私らはスロープ席で床にあるディスプレイシアターを見下ろすカタチになる。
異様な雰囲気のシアターで、音響が美しく、映像的には完成度が高いのだと思うが、最後のオチであろう巨大の人形が入ったときから見えているので、盛り上がりに欠けた。
ストーリーはないも同然で、パンフレットにも「ストーリーは自分でつくる」とあった。
この内容ではコピーも困っただろうな。勝ち負けではないが個人的には「日本館」の球体シアターに軍配。
でもぜいたくなセットの中で上質のイメージ映像を観れたと思う。「イノセンス」にも興味がわいた。
外へ出ると13時すぎくらいで、企業パビリオンゾーンは軒並み大行列。げへ~!
相方はイラチな人なのでパスパスパス!!!なるべく待ったり並んだりが少ないところへ行かねばならぬ。
朝は学生ばかりが目についたが、お年寄りや小さな子供づれのおかーさんが目に付くようになってきた。
この愛・地球博はベビーカー(小さな子供づれ)や車椅子は一番前の席に優先される。
これは個人的にはとってもいいことだなーと思った。
さて次はどこに行き何を観よう。(続く)