石田衣良さんの作品にはまっている。
クドカン脚本のドラマにはまった流れで読む機会を得た。
原作の割に面白いなーと思った。
ドラマから入ったので、脳内変換して読んでいるからかもしれない。
もとからドラマっぽい内容だったんだ・・と軽い衝撃。
主人公のキャラクターがドラマで演じた長瀬くんに比べて、いまいちぼやけているけれど周りがいい。
特にキング♪クールビューティーでスタイリッシュなのね。
ドラマでキングを演じた窪塚くんもいいけど、こっちもいい(はあと)
(余談だけど、このドラマの窪塚くんは美しい。
いちばん輝いている時期かも?と思った。
彼は「ピンポン」という映画でも好演していた。
けれど私はスマイルを演じたモデル出身のARATAくんの方に目を奪われた・・心も^^;)
この人(原作者のいしだいらさん)はコピーライター出身だという。
なるほど納得。
ときどき、やけにきらきらとしたコトバが出てくるのだ。
それも登場人物たちのセリフに多い。
ここぞという時だ。
起こっている事件やキャラクターは、リアルで汚くて情けない。
みんな何かしら心に傷や劣等感や悩みや苦しみを持ち、マイナス要素を身にまといながらも生きている。
そんな中でファンタジーのようなコトバが出てきたりするのだ。
普通ならありえないそんなコトバが逆に重みを放っている。
コトバの使い方、選び方がうまいなあと思った。
時代へのリンクのさせ方も、さすがはコピーライター。流行に鋭敏だ。
池袋ウエストゲートパーク DVD-BOX 20%OFF!
池袋ウエストゲートパーク
少年計数機 池袋ウエストゲートパークII
赤(ルージュ)・黒(ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝