どうにもこうにもノドの痛みが治まらない。
それどころか、だんだんひどくなっていく。
気のせいでなんか決してない。
だってセキも鼻水も鼻づまりもプラスされたし、夜は痛みで眠れない。
だいいち、薬を飲むたびに症状が悪くなっていくってどうよ!?
おととい病院に行ったばかりなのに、今日も行った。
違う先生に診察を受ける。聴診器で丹念に身体を診察された。
あれれ?おとといはそんなことしなかったぞよ?
気管支炎の症状がないか念のためにと胸のレントゲンも撮ることに。
結果として影は診られず、感冒ということになった。
「・・・風邪の症状を抑える薬が出てないね」とカルテを見て先生はボソリ。
一転して、薬を総とっかえ。
「前の薬はまだあるだろうけど・・・もう飲まないで今日出すのを飲んで」
どっひゃー!くっそー、おとといの担当医め。
なーんかへらへらして愛想のいいヤツだと思ったんだ。
若いくせして余裕かましてミスってんじゃないわよ!
あの日は台風のせいで悪天候だったから、もしや代打ですかい??
なーんて勘ぐりたくもなってくる。
処方せんを持って調剤薬局で薬をもらう。○ツモトキヨシだ。
帰ってびっくり、説明書の内容と薬の数が違っていた。おいおい。
電話して問い合わせる。ああもうつらくて早く薬が飲みたいのに。
こういうわけなんだけどどちて?という質問に向こうが息をのむ。
入れ忘れだった。ただちに宅急便で送ってくれるとのこと。
「すいませんねー身体がつらくて取りに伺えなくて・・」
と、ノドの痛みでかすれた声で私が謝った。
「宅急便なので確実に明日着きますから」相手が言う。
「ありがとうございます」と言ったら電話が切れた。
・・・。なんか間違ってないか?私が悪いんか?
謝罪の言葉は、向こうからはチラとも出なかった。
医療関係従事者ってみんなこうなの?失敗は隠蔽すんの?
っていうか、失敗という定義が存在しないのか?そんな気がした。