コエンザイムQ10を飲むようになって、お肌の調子が良くなった。
もちろんマルチビタミンをしばらくの間飲んで下地をつくってから飲み始めた。
あまりにも顕著なため、嬉しくなって美容院の予約を入れてしまった。
私の通っている美容院は、ハンド・マッサージのサービスがある。
担当の人によって眉毛カットやお肌のチェックもしてくれるらしい。もちろんみんな無料。
まぁブロー代金が別料金なので、そんなことでもなければ通わないんだけど。
ちなみに私の担当の女性は中堅よりちょっと上で忙しいらしく(すぐに呼び出しがかかり中座する)、
眉毛カットやお肌のチェックはしてもらったことがない。
上手だし、お話も控えめで(コレ重要)上品な受け答えだから全然いいんだけど。
最新の雑誌も心置きなく読むことができるし。
雑誌チェンジのタイミングがもう少し早ければ完璧(^^;)(コレ重要)
私の友人の何人かは同じ店の支店に通っているが、担当さんは全て男性だ。
若いイケメンを指名することにしているらしい。ほほう。
私は昔っから若い男性を担当にすることはなく、せいぜい店長かチーフクラスのおっさんだ。
それなりに上手な人がいいな~という思いが根底にあるのかもしれない。
そうでなかったら、女性の方が髪の質とかお手入れとかもわかるし、安心じゃない?と思っていた。
ある時、前述の友人がこう言っていた。
「男性の立場から見て、やってもらった方がいいでしょ。違う自分を発見できるかもしれないし」
目からうろこ。
そんな彼女は恋多き女だ。不倫、三つ又、なんでもこいだ。
今まで、シャンプーと肩のマッサージだけは男性がいいと思っていた私。
そんなことちっとも思わなかったよ。
でもなぁ。そんな友人たちは、髪型を変えて会うたびにファッション雑誌のモデルのような髪型だ。
もしくは、夜の街にいるような・・・。
彼女達よりはるかに若い年代の女性に合うような髪の色。
髪型だけ浮いているような感じがしてしかたがない。
ひょっとしてその担当の男性の好みの髪型なんじゃなかろーか。
・・・などと腹黒な思いをいつも打ち消す私。
彼女たちは常に新しいファッションに身をつつみ、彼氏がいようがだんながいようが、新しいボーイフレンドを開拓している。
私と彼女たちとは根本的に生きる姿勢が違うのかもしれない。
常に男性の目を一番に意識している彼女達は確かに美しく、生き生きして女性としての楽しさを堪能しているようにみえる。
私はといえば、自分に似合う範囲の髪型で毎日の手入れがしやすいことを一番に考えている。
友人はそれを「オバサン化している」という。
流行に関係なく自分のこだわりを貫くというのは、ちょっと加減を間違うと「オバサン」になってしまうらしい。
確かに、何年も前の・・・言い換えれば、
その人のいちばん良かっただろう時代の髪型やメイクやファッションから抜け切れない
って人をたまに見かける・・・。
コンサバにしていると言えば聞こえがいいけど、保守的で頑固ととられることもあるし・・・。
他人の目、しかも異性の目は大事なのねー。
でも鏡をみる度に「おわっ!!!!」とびっくりするのもナンだわね。
うまくバランスをとっていきたいなぁ。
全然関係ないけれど、昨年の夏頃にパーマをかけた。
顎関節症の手術をする前から4~5年くらいかけていなかったし、
昨年は暑かったので髪を短く切りたくなり、その前にパーマをかけておこうと思い立った。
今のお店に通いはじめてからパーマをかけるのは初めてだった。
美容院では新しい髪型の注文をする時、こんな風にして欲しいというニュアンスを伝えなければならない。
それで私は、パーマをかけてください、と言った後にこう付け加えた。
「ハセキョーみたいに」
演技の質はともかく、髪を短く切る前の「ぼくマド」のハセキョーの髪型は最高にかわいかった。
今をときめく絶頂期のハセキョーを要望
「ハセキョーですか?」「ええ、あんなふうに大きなロットでゆるゆると」と、担当さんとのやりとり。
「・・・・。」
一瞬の沈黙のあと、担当さんは
失笑
ひ~!!
ワタシ、なんか無謀なこと言った?
もしアレなら撤回!撤回させていただきますけど~!?
声ぐらい出して笑ってくれよ~(^^;)と思った。
担当さんは「よござんす、やってみせましょう」とばかりに始めてくれた。スミマセン・・。
しかし私の髪質はパーマには向かない。パーマをかけるとあっとうまに落ちる。
二日後には「あれ?みつあみして寝た?」といわれるくらい悲惨。
担当さんがアシスタントさんを呼び、2~3人体制でかかりきりでやってくれている。
パーマの技術は格段に向上したはずなのに、久々に目にしみる思いをした。
蒸しチキンになる時間もいつもより長かったような気がした。
そして結果は・・・。
今の私の髪型は軽く肩を覆うくらいのストレート。
今日のオーダーは「カラー」のみ。