« オグリ里帰りin笠松4月29日(2泊3日~3日目) | メイン | 疲れ蓄積マンデー »

青い日記帳 TOP > 旅行 > 国内 >

愛・地球博4月28日(2泊3日~2日目の続きの続きの続きの続き)


4月28日(2泊3日~2日目)前々々回分の日記

4月28日(2泊3日~2日目)前々回分の日記

4月28日(2泊3日~2日目)前回分の日記

さて「国際赤十字・赤新月館」のマインド・シアターだ。

中へ入ると真っ赤なデザインソファーが壁際に沿って置かれている。

深くすわり、背をぴったりとつけるように言われた。

自然に横になるようなカタチで、上にある4面のスクリーンを見上げるのにラクな体勢になる。

歩き疲れていたら思わず寝ちゃいそう。このソファー欲しいぜ。

さて館内が暗くなり、Mr.childrenの「タガタメ」にのって映像が始まった。

「タガタメ」の歌は、日清カップヌードルのCMでもおなじみ。

4面スクリーンに映る映像は、淡々と始まった。

世界で起こる戦争、地震、津波などによって傷つき、それにめげずに生きようとする人々、そこに手を差し伸べ、協力する赤十字の人々、という様子。

大変感動的なのだとは思うが、日本語圏外の人は感動が半減しないか?とちょっと思った。

映像でも言いたいことは伝わるとは思うが、ミスチルの「タガタメ」はとてもメッセージ性の強い詩の内容なので、わからないのは残念だ。

10分くらいで終わり、隣りのメッセージ・ゾーンへ向かう途中、相方は言った。

(注:相方はシアター鑑賞中、眠りそうになっていたらしく、映像が終って相方を見たら目を閉じていた)

「なんか、・・・・洗脳されそうな内容だったね」

ええ~え!!!???おいら、ちっと涙ぐんでいたんですけど☆

日本に生まれたというだけで与えられた幸せっぷりに、うっすら罪悪感を感じそうになったりしていたんですけど☆

おいら、洗脳されたんですかね。

壁面に来場者の書き残したメッセージが飾られている真っ白な部屋に入った。

「こんなところに来ている場合じゃないぞ」という誰かが書いたメッセージが目に入った。

少数だけれど、外国の人のメッセージもある。英語やフランス語、中国語、ドイツ語・・・。

国同士のケンカをしている場合じゃないという内容を、中国語で書いたメッセージもあった。(私は第二外国語が中国語だったのでわかった)

個人レベルでつきあうと、いい人が多いと思いたいがそれは願望だろうか。

戦争なんてしたがるの、国家レベルだけだと思いたい。

会場内にも日本人と、海外からの留学生だろう人とのグループやカップルを多くみかけた。

待ち時間などに、耳をダンボにしているとお互いの国のことや日本の印象などの会話が聞けて興味深かった。

外へ出るととっぷり日が暮れていた。

夜の万博

そろそろ集合の時間なので、グローバル・ハウスへ向かう。いよいよマンモスだ。しかしやたら行きにくい。

ぐるぐるとまわり、スタッフに聞くと今来た道を戻るかたちになった。イラチきた相方はもう間に合わないよとなかばあきらめモード。

せっかく事前予約をした唯一のものなので、ちっとくらい遅れたって見せてもらう気まんまんの私はどんどん進む。

入り口に辿り着くと、いるわいるわ入場待ち(予約済み)の人たちの列があった。すげー人だった。

これを観ないとマンモスが観れないのだから無理もないと思っていたら、いつの間にか、マンモスだけ観れる単独の観覧もできるようになっていた(怒)

これから万博へ行こうという人は単独で観覧できるコースをおすすめしたい。

マンモス観覧に至るまでのコースとしてオレンジホール経由(40~60分)とブルーホール経由(60~75分)があるが、オレンジ経由は早くに事前予約が終ってしまう。

私らは2日前に入場券を買って予約したので、選択の余地がなくブルーしかなかった。

ブルーホールは待つ部屋で立ったまま、いくつもある頭上のテレビで説明(ソニーの映像がいかに素晴らしいか)を延々と観た。

液晶テレビから撤退したソニーが、すごーく大画面映像シアターに力を入れているというのがひしひしと伝わってきた。

けっこうな時間が経ってからシアターに入った。縦10メートル、横50メートルの世界初の大画面。

映像は、時々、継ぎ目が気になるものの美しかったと思う。さすがに企業はお金がかかっている。

内容もそこそこまとまっているのでケチのつけどころもない。

シアターを出てマンモス・ラボへ向かう。

マンモスが展示されている部屋をガラス越しに観るというカタチになっており、立ち止まってじっくり観ることができない。

まず4列に並ばされ、はじの1列はエスカレーターみたいなのに乗ってちょっと高い場所から距離をおいて観る感じ。

あとの3列はベルトコンベアーのようなもの(歩く歩道)に乗り前列・中列・後列となって観るという感じだった。

私は距離がある方で観たのであんまり実感がわかなった。下の3列の人たちも近いとはいえ一瞬だったと思う。

あれじゃ観たりなかったな、と思いながら外へ出ると、池のほうでショーらしきものが始まっていた。

裏側に出たので、正面には行きにくいし、観るのにいい場所はほとんどなさそうだった。

相方が帰りの時間を気にして攻撃的になってきたので、お土産を買わずに帰ることにした。

グッズやお土産を売っている店は当たり前だが、すごーく混んでいるのだ。

ながくて南駐車場行きのバスに乗って、車で名古屋市内のホテルに行くとかなり遅い時間になる。

途中で晩御飯(名古屋ならでは)も食べなければならない。時間のロスは許されない。

ショーの途中だったので帰りのゲートに向かう人も、バスに乗る人も少なかった。

駐車場に着くと、だいぶ車の台数が少なくなっていた。車に残していったペットボトルのお茶をごくごくと飲んだ。

一日中、車の中に置かれていたのでちょっとぬるかったが、かまいやしない。

出口への誘導も朝と同じくすごーく丁寧。「ありがとうございます」といちいち言われながら名古屋市内へ向かった。

3000円だったけどいいよいいよこちらこそ一生懸命ありがとうございますと思いながら長久手を後にした。道は空いている。

夕ご飯には、去年買った「るるべ」でチェックしていた「味仙」というお店の台湾らーめんを食べに行くことにした。

カーナビに「味仙」の電話番号を登録し「2年越しの希望が今夜かなうんだ~☆」と密かににやけていた。

今池駅から近く駐車場もあったが、狭い商店街の一角にあり、駐車場が微妙に埋まっていたので、路上駐車できるところで停めて歩いて店に行った。

ラーメン屋だろうという予想を大きく裏切り、中華街にあるような大きなお店だった。

本格的な中華料理が載っているメニューを一応観て、台湾ラーメンと炒飯を頼んだ。
味仙の台湾らーめんとチャーハン

運ばれてきたのを観て「二人ではちょっと小さいかな」と思ったが、まずは食べてみた。

私はらーめんを一口、相方は炒飯を一口。

途端に私はうっと咳き込み、こんこんと咳をした。今までに感じたことのない辛さだった。自分史上最高辛味。

相方は炒飯が美味しいと言い、らーめんと炒飯を取り替えた。炒飯、美味しいっす~☆

ラーメンの辛さにひるみながらも相方はラーメンを食べ続ける。そのうち慣れてきたのか美味しいと言った。

おいらも頑張って食べたが、ガマン大会のように感じた。辛い味って薄めようがない。辛すぎて困ったのは初めて。

でもまた食べたい。台湾ラーメンも炒飯も。セントレア空港に出店するらしいので「味仙」の台湾ラーメンを食べたい方はレッツトライだ。

食べ終えて栄の中心街へ向かうと、すごい数のタクシーがいた。

大通りにもかかわらず、路上駐車の車がずらっとあるのでその外側にタクシーがずらっと列をなしている。

乗車待ちをしているのだろうが、まるでタクシーが信号待ちをしているようにしかみえない。

それで何度も騙され、時間を浪費した。そのうち大通りに面した宿泊予定のホテルの駐車場が満車になってしまった。

タクシーがとにかく邪魔で待つこともできやしない。仕方ないのでもうひと回り徘徊して戻ることにした。

できるだけタクシーの列から離れて通りの真ん中を走るようにしていると、東京方面のナンバーの車がタクシーの列の後ろに並び、ずっと動けずに待っている光景に何度も遭遇。

信号待ちの渋滞と勘違いして待っている名古屋以外のナンバーの車がいたら教えるようにして欲しい。

またも一台タクシーの列の後ろで待っている車を見てはらはらしていたが、前にいたタクシーの運転手さんが車を降り、後ろの品川ナンバーの車に近づいた。

運転席の窓をコンコンと叩いて、家族連れのお父さんだろう運転していた人に説明していた。

タオルを首に巻いた、タクシーの運転手さん、かっこいい☆と思った。よかったよかった。

再度ホテルの駐車場に行ったら、1台空きそうだったので待つことにした。すごい時間のロスだった。

ホテルのフロントでチェックインの手続きをした。名古屋のホテルは前払い制で、駐車は別(近くのパーキングと提携・契約制)というパターンが多い。

名古屋市内だからだろうか。ずっと栄近辺のホテルにしか停まっていないのでわからないけど宿泊者の駐車枠は確保して欲しいっす。

その夜はどこへも行かずに部屋のお風呂にお湯を張ってゆっくり入浴した。

頭を洗ったらお湯がすごくにごった。名古屋の街がホコリっぽいのか、万博が原因なのかわからなかったが、汚かった自分にげっと思った。

翌日は笠松競馬場へオグリキャップを観に行くのだ。相方はそれがメインで来たようなものだ。

オグリに会えるのは午前10時からと午後のレース終了後の2度。

頑張って早起きして朝一番に間に合うようにと気合を入れて寝た。7時に目覚ましをセット。

・・・しかし起きたのは8時過ぎ(オイラが停めた覚えが・・・)、万博で歩き回って疲れたので仕方がない、といつもは烈火の如く怒る相方があっさりと言った。

珍しいことだと思いつつも、私にはその反応、かえって怖い・・・。^^;

幸せや優しさには慣れていない体質なのかも私・・・。

朝食がついていたが、食べずに出発することにした。

チェックアウト確認でホテルのフロント付近にいると見覚えのある家族連れが。

なんと!昨日タクシーの後ろで待っていて、運転手さんに教えてもらっていたお父さんだった☆

すごい偶然だな~と思いつつ笠松へ向かって出発した。なんかいいことがありそうな感じがした。

(笠松編へ続く^^;)


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://xs22.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/5876

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)



カテゴリー