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痴漢と遅延


今日は夕方から出かけていた。

食事を外で済ませたので帰りはちょっと遅い時間になった。

今夜は22時から「タイガー&ドラゴン」があるのだが、それまでには帰れるはずだった。

んがしかし!

帰宅したのは23時過ぎ・・・。ああ疲れた。

宙王線、遅延ですか。

新宿駅の時点でもうすでに電車は遅れていた。

金曜の夜ということもあり、人さまもてんこ盛り。

まぁこんなもんだよねと空いている空間に身体を泳がせながら電車に揺られた。

んがどうも電車の歩みが怪しい。

どこかで何かがあり点検で遅れているんだというアナウンスがあり、ためらいながらの走行。

んんんん~。点検してからなんたらとか。

まあしょうがない。安全第一ですもんね。

といい子にしていたが、あれはどこの駅だったか(とりあえず伏せます)ある出来事に遭遇。

私は入口の前に陣取っていたので、駅に着くたびホームに降りていた。

その駅でも、降りる人波が一段落したので乗るか~と車内に足を踏み入れようとした。

そしたら。

若いきれいなおねえさんが、車内の人ごみから周りの人間を蹴散らしながら出てこようとしていた。

おお~早く降りないとだよと、入口ドア付近を空けて待っているが、なかなか出てこない。

ナニをもたもたしているのかしらと思っていると、なんとそのキレイなおねーさんは、

小柄なサラリーマンの腕を掴み、ひきずり出そうとしているではないですか!

周りの乗客、ドン引き。

おねーさんは怒り心頭(当たり前だ)

で、降りるのに抵抗するサラリーマンを叱り付け、一緒に降ろそうとするが、

痴漢リーマン、必死で抵抗。

車内に逃げ込もうとしている。

・・・車内に逃げて、どーすんだ?

おねーさんからは逃れられても周りの乗客全て、あんたが痴漢だって知ってますから。

発車ベルが鳴り響く中、その攻防は続けられていた。


ベルの後、ドアが閉まる。

しかしおねーさん、半身でドアに立ちはだかり、男を掴んだまま話さない。

男は車内の手すりを掴んで抵抗。何度もドアが開閉されるが、おねーさんはあきらめない。

私や周りにいる何人かは、電車に乗らなければいけないのだが、とてもそんな雰囲気ではない。

もう次の列車に乗る覚悟よっ!だから存分におやりなさいっ!な気持ちだったが、

目の前で繰り広げられていることにどう対処すればいいのかあたふたしていた。

と、車内にいた若いこわそーなおにいちゃんが、自らの巨体でおらおら降りろよと痴漢に体当たりをし出した。

若いおにーちゃんは痴漢と共にホームに降り、けっという態度でまた車内に戻っていった。

・・・にーさん素晴らしい・・・。

若いおねーさんはぐいぐいと痴漢を引っ張ってその場を離れたので、待っていた人たちは(私を含め)あわてて電車に乗り込んだ。

ドアが閉まった後、まったくも~最低という言葉があちこちから聞こえてきた。

電車が動き始めたとき、痴漢は一瞬の隙をつき、おねーさんから走り去ったのが見えた。

あっと息をのんだ。うわ~おねーさん、高いピンヒールだよ(泣)

結末はわからなかった・・・。電車の彼方、暗闇の中に見えなくなった・・・。

・・・くそう許せん!!!!


やりきれぬ思いを抱えたまま電車に乗っていたが、目的の駅に近づくにつれ、電車が急にゆっくりになった。

しばらく停車したりで不安になる。

なんとか駅と何とか駅の間に置石が~と言い、点検確認後に発車しますというアナウンス。

さっきも聞いたぞこれ。しかしこんなに真っ暗な夜によく置石とかわかるんだね。

ゆっくりゆっくり走行が続き、時間がどんどん過ぎていった。

たた「タイガー&ドラゴン」が!!!!!どう頑張っても最初から観れなさそうじゃんか。

途中の駅で急行乗り換えができるというので急いで乗り換えた。

これなら後半は観れる!電車の中で足踏みしたい衝動を抑えながら、のろのろ運転に耐えていた。

だが目的の駅の直前でまたもや動かずで、脳みそが沸騰直前を通り越して冷ややかになってきた。

ものすごく時間をかけながら駅のホームに入ってきたが、ホームには人があふれそうになっていた。

ドアが開いても降りて前に進めない。

改札口に辿り着くまでの道のりは果てしなく遠く感じた。(大げさだが)

ホームの端から端まで電車待ちの人であふれ、反対側の車線に入ってきた電車があふれる人を怖がって入ってこれないくらいだった。

ゆっくりと入ってくる電車は急行に乗り換える前に乗っていた快速の電車。

・・・乗り換えた意味がないじゃんか。

降りてから、改札口のある2階への階段に行くのもえらく時間がかかった。

電車に乗るためにホームに下りてこようとする人たちが、ホームに入りきらず、

階段に列をなしていたが、改札口のある階までその列は続いていた。

階段を上がりながらホームを見ると、たくさんの人を乗せた電車がそのまま動けずに停止していた。

相変わらず人はホームを埋め尽くしていた。


もう時計を見る気もせずバスに乗ったが、そこでもえらく待たされた(TT)

あ~今朝の占い、良くなかったんだよなぁ~となぐさめを見つけた。

ぎちぎちに混んだバスに揺られ、家に着いたのは23時を余裕で過ぎていた。

タイガータイガー○○ったいガー。

・・・もう疲れすぎて当てはまる言葉を探すのもおっくうですたい。


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