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火10「曲がり角の彼女」第十話


千春がえり子の結婚式をしきることになり、千春の所属する部で担当することになった。

「えり子の結婚式を完ぺきにすること」メモする千春。

2週間後のキャンセル枠に結婚式を挙げることにしたえり子とシマケン。 

えらく急だな

式のことはぜんぶ任せるよというシマケン。

ちっとは関われよと思った。

結婚式って、ぜったいどっかで問題が出てくるんだから。

少なくとも自分側の親族や友人は絶対に仕切れ☆


甲本にプロポーズされ、うっきうきな千春。幸せオーラ満開でなつみにもバレバレ。

実家に電話して母に「会って欲しい人がいるから連れて行く」と言う千春。

えり子の式の準備に関わりながら、ついつい自分だったら・・・とドリーマー千春。

まあね。何もなくてもウェディングドレスを前にしたら女性は浮かれるわさ。


なつみが修二に対する態度を見て、修二に様子を聞き、アドバイスをする千春はすごくかっこよかった。

修二の気持ちと、なつみの性格をよく理解したうえで助言し、なつみにもさりげなくフォロー。

相変わらず返り討ちにあっていましたが・・・^^;

しかしポンポン言い合うくせに後に残らずすっきりしていていいなあといつも思う。

お互い裏がなくてまっすぐなのである種、信頼関係ができているんだろうな。気づいてなくても☆


結婚式の準備でえり子はだんだんマリッジ・ブルーになってくる。

小さい頃から可愛がってもらっているシマケンのお母さんに結婚式の打ち合わせで会い、あーだこーだと言われても耐えるえり子。

自分の家族親族と相手の家族親族の意見に頭を悩ませ、もう結婚なんてやめたいというえり子。

年をとった親族なんて結婚式くらいしかはりきる場がないから仕方ないという意見があったが鋭い☆と思った。


**************************(余談)
結婚式は当事者じゃなくて、家族や親族が口出しをしたり、あとで文句をいう場合が多い。

結婚式で有名なホテルで働いたことのある友人もよく言っていた。

結婚式の準備中(ドレス選びや引き出物選び)で、花嫁さんの意見が通らなくて、親族(たいていは舅や姑)から隠れて泣いている姿をたくさん見た、と。

だんなさんがもっとフォローしてあげればいいのにと思うのだが、「好きなようにやればいい」と放棄しちゃう人も多いらしい。

舅や姑になる人から言われたら、反対なんてしづらいのに、それを察知できない男性が多く、あとでトラブルになるケース(結婚式のキャンセル)も多いという。

ドラマみたいなこともあるんだな~と思ったものだ。

でも私の友人や先輩後輩でも、結婚式のことであれこれ言われ、式が終ってから一切のつきあいをしていないというケースも多いからなあ。^^;

完ぺきな結婚式なんてないと思うけれど、そうするべくどれだけ一緒に頑張ったかというのが大切だと思うので、それに参加しようとしないのは問題だ。

結婚式よりも大変なことは人生においてたくさんあって、二人で一緒に乗り越えようとすることは結婚生活のひとつなんじゃないかと思うのだが。

その第一歩以前の結婚式の段階で、愛する相手をブルーにしてどうすんじゃい☆

まあ公の場では自分を殺して周りを立てて、新婚旅行のついでに海外挙式を挙げたり、1年後や10年後に望みどおりの結婚式を挙げる人もいますが。
***************************


えり子とシマケンの場合は幼なじみとはいえ、できちゃった婚というのもあり、2週間後というのもあるから、何かあっても仕方がない。

結婚式直前で逃げ出したえり子を千春やなつみ、椿が捕獲するシーンは笑えた。

釈ちゃんと石川亜沙美というほそっこい二人に引きずられていく青木さやか・・・。

ちょっと無理があったけど^^;


結婚式の直前にチェックをしてる千春のところへ甲本の母親がやってきて「ひょっとしてこの人が姑になるかもしれない人だ」と思っているのに、

不倫していたような人と息子を結婚させることはできない・甲本家に迎えることはできないとキッパリ。

何も反論できなかった千春。

甲本が千春のことを親に話していたのはいいけど、社長が倒れてバタバタしていたからかもしれないが打つ手が早すぎる甲本母。

もう2度とあんなことは言わせないという甲本だが、「あんなこと一度言われれば十分」という千春。

その通り。何度も言われたら嫌だわ。

いくら過去とはいえ、オトナになってからの自分のやってきたことに責任はとらなければいけないのは当たり前のことだし、目をそむけてはいけないこと。

これは千春と甲本が一緒に乗り越えていかなければならない問題だと思う。


えり子の式では親族によるカラオケ(結婚式では歌ってはいけない曲目)で盛り上がっていた。

呼ばれた招待客や当事者(シマケンとえり子)は迷惑顔。


********************(余談)
私も結婚式の司会をした経験がある。しかも地方の。その時も親族たちがやりたい放題。

新婦がお色直しで席を外し、お祝いの電報を読み上げる時間がぶっ潰されてカラオケにされてしまった☆

ここぞとばかりに自慢のノドを披露する親族たち。ひ~(TT)花嫁がいなくてよかったよと心から思った。

(あとでビデオで観るだろーが・・・。^^;)

5回連続で「おやじの海」(全て違う人が歌った)を聴いた結婚式なんてそうはないだろう。

新幹線で何度もこのホテルに打ち合わせに来た(司会だから)私たちの苦労は・・・と別の意味で泣きたくなった。
******************


えり子の泣きたくなる気持ち、(別の立場でも)すごくわかる。

そのカラオケを途中でぶった切った千春。

するとえり子の父親(佐藤蛾次郎さんが!まるでフサイチの関口さんみたいだった)が「ナニができちゃっただ。この結婚は反対だったんだ~!」とからみはじめた。

それを聞いたシマケンの母親も「なんだって~!?冗談じゃないよ(お約束^^;)」と応戦☆

こっちだってそういわれたら黙っていられないとばかりに言い始め、険悪なムードになってしまう。

千春は「この際だから全部言いたいことを言っちゃいましょう☆」とマイクを向ける。

父親の娘を思う気持ちとシマケンの母親の小さい時から見守ってきたのに、水くさいという気持ちがとても感動した。

「かけっこの順番まで報告に来ていたのに一番大事なことを報告に来ないなんて」と、

小さい時から何でも言いに来たえり子が結婚のときだけ遠慮したのが嫌だったというのが、幼なじみという間柄を強く感じた。

「これからなんでも相談するから。ごめんおばちゃん・・・あっ。・・・おかあさん」というシーンはあやうくナミダが出そうになった。

「おばちゃん」という呼び方にもさびしさと水くささを感じていたシマケン母が涙ぐみながら笑ったところで、えり子は幸せになるなあと思わせられた。

そしてシメだとばかりに、ベタベタの「てんとう虫のサンバ」を選曲した千春。ハハハ・・・。

歌いながら泣く千春がせつなかった。


部屋で実家の母に「ダメになっちゃった」と電話する千春。

ナニが哀しいって、親がダメージ受けることって自分がそうなるよりつらいからなあ。


ノートを見ながら「完ぺきじゃないけど良い結婚式だった」という千春。

完ぺきなんてありえないけど、いろんなカタチでの良さはあるんだよね。

あれは最高の結婚式だったと思う。

シマケンもこれから一生かけて幸せにしていくって言っていたしね。

うるうる。

幸せはしてもらうんじゃなくて自分で、または誰かとなるもんだけど、やっぱり言ってもらえると嬉しいもんだよな。

私も言われたいよ~。誰か言ってくれ~~~(」T口T)」。

===( #▼口▼)=◯)`νT)・;'.、 バキィッ!!

       ・・・自分で自分に言います。はい。


修二がなつみに告白(というには、いまみっつくらい男らしさが足りんが^^;)して、

どうやらこちらはうまくまとまりそうですが、なつみには幸せになって欲しいけどそんなに興味ないカップルかも。ハハハ。


来週はいよいよ最終回で、なんと15分拡大ですって☆やっぱ好評なのね。

堀内のことも含め、千春と甲本がどうなるのか早く観たいですわ。

そしてタイトルにもあるように、曲がり角をどうやって曲がるのかすごく楽しみ♪


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