この作品が日本で生まれたということを世界中に誇ってもいいくらいに嬉しく思えた。
これを読め!そして跪け!!世界中がこの面白さにひれ伏すがいい!!
なんてね☆そんな感じ
この息詰まる攻防戦、研ぎ澄まされた感覚、心理的かけひき、高度な論理的思考。
それらを表現し得る手段として最も有効だったのが二次元の世界だったなんて・・・。
いくらエンターテイメントが盛んな国でもこれを映像化するのは困難だろうと思われる。
唯一の可能性を考えるのならば、優れたスタッフと画力のある人が描くという条件でのアニメーション化くらいであろうか。
実写化はまず不可能だ。なぜならこれを演じられるだけのチカラを持つ演技者が多くはいないからだ。
様々な規約を帯びながらも魅力のあるノートをめぐる人間たち。それを見守る死神。
針の先ほどのミスも許されない中で繰り広げられる勝負(果たして勝負という言葉が適当かどうか・・・)。
拮抗している頭脳。息をするのさえももどかしく感じてしまうくらい予想もできない展開。
自分の脳で考え、理解する暇も待てないくらいにただただ先へ先へとひっぱられていく感覚。
頭のいい人の考えることってこういうものなんだと疑似体験しているみたいに思える。
以上に挙げた感覚を味わいたい方にはおすすめの作品である。
ジェットコースターに乗る感覚といってもいいかもしれない。乗り込んだら最後、ノンストップでめくるめく体験を味わうだけ。
この作品の中でデスノートを手にする人間やその所有権を追う人間たちよりも、ノートの所有者についている死神のほうがよっぽど人間くさいと思う私はおかしいだろうか。
今コミックは8巻まで出ているらしい(私はまだ7巻まで)。まだな人にはぜひ読んで欲しい。
シートベルトはお忘れなく。
デスノート公式ページ☆コミックス試し読みできます♪
が~ん☆「ヒカルの碁」を描いた人だと昨日気づきました(0口0|||)
あほか私。