茶道の精神「和敬静寂」
和敬静寂(茶道の根本精神を四字に要約したもの) 和・・・主客が共に和しあって一座を建立すること 敬・・・主客が相互の人格を認めあい、敬いあうこと 清・・・心を清めることにより、自由な境涯に至ること 寂・・・物に動じない、寂然不動の心境のこと (出典「茶祖伝」)
茶道は気配りが大切。 心栄えというか品性を磨くにはとってもいい修行になると思います。 日本人だということを改めて認識できたり、四季の息遣いも感じられます。
茶道の中で大切だといわれていること・気になったことを少しずつ記していきたいと思います。
我仏(わがほとけ)隣の宝婿しうと(舅)天下軍(いくさ)人の善悪 自分の宗教、隣家の財産、むこ、しゅうと、政治、いくさ、人のよしあし このような俗世間の雑事に関することは茶席でかわしてはならない。 (出典「山上宗二記」)
茶道とか全然関係ないけど、ずっと昔から思っていることがある。 たぶん何かで読んだフレーズが心に残っていてそれがずっとずっと 私のなかの引き出しにしまわれているんだと思う。 クサイかもしれないけど、忘れられなくてひっかかっている。
ひとは、どういう人間になりたいかを自分で決めてそうなれるように努力すること、
どういう人格でどういう品性の人間になりたいかを決める権利だけは平等で、
誰にも邪魔されない。
人格とか品性というものは
年齢とか生まれた環境とか立場とかは関係がなくて
生きていくうちに身についたものであり身につけていくもので
自分で選び取っていくものなんだ。
品格のある人間になりたいと思う心は忘れたくない。
・・・きっと今の私はぜんぜんダメダメだ凹