欲しいもの
昨日おとといと体調不良で寝込んでしまい、お誘いいただいたエチャにも伺えず
新年早々へタレをぶちかましまくりでございます。(時雨さんスミマセン)
お肌にも髪にも潤いがなくぼさぼさでふらふらのわたくしですが、
「今いちばん欲しいものはなあに?」
と聞かれたならば、速攻で
「血、血が欲しい・・・」
と世界的に有名な至高のモンスターのひとりのキメ言葉と同じことをつぶやくでしょう。
(いつもならそんな素敵な質問には
「若さ」
とか
「金メダル」
とかの答えを用意しているわたくしなのですが☆)
毎度毎度のこととはいえ今回はさらに寒さが拍車をかけているのか身体が動きません。
冬眠しているクマの如くじっとして(布団にごろりと横たわって)少し回復した身体を起こして書いています。
年末から年始にかけてコメントありがとうございます。
ゆるゆるとレスをしていきたいと思います。何日もかかるかも~スミマセン^^;
日本全国が冷蔵庫のように冷え切っている中、なぜか関東だけが免れているわけですが、
どうやら今夜から雪が降るかもしれないということです。
まあでもあっという間に晴れてしまいそうですが、大雪の地域はほんとうに心配です。
こんな大雪なのはわたくしがまだ幼い頃にしか記憶にないのですよね・・・。
夜中に寒すぎて目が覚めたり、毎朝水道管が凍るのは当たり前みたいな生活でした。
お風呂やお手洗いの際にはじゅうぶん気をつけて欲しいです。
わたしの幼い頃は、冬になると寝る前に水道の蛇口から細く水を出していました。(凍るから)
夜中や明け方前にシャンシャンシャン・・・とサンタを乗せたトナカイが除雪車が道路を通ります。
規則的で高い金属音はタイヤに巻かれたチェーンの音です。
雪国では日に何度となく除雪車や雪かきのラッセル車が道路を行き来し、降り続く雪が積もらないように雪を取り除き、舗装された道路の真ん中に必ず埋め込まれている消雪パイプから水やお湯が湯気を立てて出ているのです。
冬のあいだじゅうずっとどす黒い鉛色の雲が立ち込めていて、雪と氷に閉ざされた毎日を過ごします。
晴れていても青い空が見える日なんてめったになくて、地響きのような冬の雷がいつも頭上に轟いている、そんな記憶があります。
雪の音や冬の音も数多く聞きました。空気でさえもが音を奏でていました。
ぴんとはりつめた空気。シンとした静寂。
その空気感は独特なもので、雪国で暮したことのある人なら誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。
時おり陽が差すと、ただそれだけで嬉しかった記憶があります。
血が、からだじゅうにじわっと行き渡る感じです。
生意気にいうと、心がほどけていく様な感覚でしょうか。
呼吸するたびに吐き出される白い息が光りを通すとなんともきれいで、「生命」を感じました。
私は残念ながら少し忘れてきています。
またいつか感じることができる日がくるのでしょうか。
ふるさとである雪国での冬の様子と夏の様子は強烈に覚えています。
そのどちらもが記憶の底にいつまでも残っているのです。
雪国は鮮やかに季節が移り変わり、肌に感じられるように思います。