ミルクティーの季節
寒くなるとミルクティーを作る。
背が低い頃(小中学生のとき)は一日一リットルは飲めた牛乳が、大女になってからは苦手になった。
大人になってからはずっと飲まないできたのだが、カルシウムは大事だよ~♪(カルシウムが足りないとお肌の代謝が悪くなり、保湿機能が低下し、垢がたくさん出るようになるのである)ということで、ビタミン剤やコントレックス(水)が飲みにくくなる(対自分比)冬場にはミルクティーでカルシウムをカバーすることにした。
「レシピ」にも書いている通り、ロイヤルミルクティーなのでたっぷりと牛乳を使う。
カフェオレもいいけど、コーヒーは胃にくることもあるし、どちらかというと紅茶党なのでミルクティーが好きだ。
生意気にも小学校に入る前(ミルクティーという商品は発売されていなかった!)からあま~いミルクティーが好きだった。
今まで飲んだミルクティーの中でいちばん美味しいと思ったのは、日本橋三越にあるフォートナム&メイソンで飲んだものかもしれない。(もう10年以上も前だけど)
それはまさにミルクティーの色で、日本で淹れるそれとは違い、濃い色をしている。
正直、味なんてもう覚えていないがその深い色合いとテーブルのセッティングと部屋の雰囲気がさすがは英国王室御用達と思った記憶がある。
ロイヤルミルクティを頼むとふつうの紅茶のティーカップ(色と香りを楽しむための浅くてふちが広いもの)でなく、マグカップみたいな高くて深いカップでくるので、「特別」という感じがした。
私の好きなミルクティの味は、はちみつとシナモンシュガーとバニラが入る。
日本の水(軟水:クリスタルカイザーもそう)を使うとどうしても白い色になってしまうけれど、中硬水(エビアンやヴォルビック)にすると本場のミルクティーに近い色になるらしい。
先日、うちに売るほどあるコントレックス(超硬水)をちょっと入れ、日本の水(ただの水道水)で割ってミルクティーを作ったが、テラ不味かった。
温泉で作ったお粥を噛んだ記憶がよみがえってちょっと憂鬱になった。
見た目はこの際どうでもいいやということで白いミルクティーを飲んでいる。
飲む直前にはちみつを入れると見た目が汚いので、鍋で煮込んでいる時に入れるといい。
鍋は柳宗理が使い勝手がよくていい。