ロード・オブ・ザ・リングはファンタジーの最高峰ともいえる名作だと思う。
私はファンタジーは苦手な分野ではない。
昔っから読みたいと思っていたが、その長さに躊躇してここまできた。
しかしこの映画の評判がとてもいい。
1部はテレビで、2部はレンタルで観た。はまった。(1部は字幕が良くなかった!)
3部は劇場に観に行ったが公開終了直前(1週間前)に行ったので2回しか観ていなかった。
2部と3部は絶対に映画館で観たほうがよかったのに~!私のまぬけ!
それぞれ3時間を越える大作。
カットされた部分も半端じゃないらしい。
道理でよくわからないところがいっぱいあったよ。
映画でカットされた部分を入れた完全版は、レンタル屋さんでは極少数(1本!)しか置いてない。
おかげでずっと貸し出し中じゃんか~!!である。
買えば1本1万円は軽く超えてしまうし・・。
ということでしぶしぶ・・あわわ、いえ喜んで原作に手を出すことにした。
しかしこれがまた読みにくいったらありゃしない!!
ケンカウットンノカイワレ~!な気持ちである。
コンナ翻訳シカデキナカッタンカイ!エ~!?ってな具合で、
ちょっと読んでは憤りを感じ、また読み進んでは手がわなわなと・・。
手に持っている本を何度床にたたきつけようと思ったことか。
自慢ではあるが私は本を読むのが異様に速い。
内容や作者との相性もあるけれど小説なら1冊2時間以内だ。
そんな私が、この本だけには完敗。史上最強の読みにくさ。
発酵するんじゃないかと思うくらいにホッタラカシてしまった。
これではいかんと思ったら、この作者はおエライ学者さん。しかも言語学者。
頭の良いヒトが頭の良いヒトに書いた作品だ。
日本における源氏物語の原文に値するような作品なのかもしれん。
そう考えると納得がいくような気がした。
同じ日本語であっても時代が違うとコトバが通じにくいし、この作品は純然たる英国文学である。
イギリス英語はただでさえ難しい言い回しが多い。
そんなふうに思えばハラもたたぬわ、というわけで読み続けている。
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