夜、元同期の友人女性二人と沖縄料理のお店に行った。
本格的な沖縄料理ははじめてだったが美味しかった。
同じ店にもう一人同期だった男性が同僚と来ていた。
店に入った時に「こんばんはぁ」と彼に向かって挨拶したのに、気づいていなかったようだった。
トイレのついでに友人に気づき私たちのテーブルに来た。
そこで初めて私に気づいた。ン年ぶりに会ったとはいえあんまりだ。
その上「なんでそんな格好してるんだ?まるで売れない芸能人みたいだ」
とのたまった。しえ~!!なんだその例えは!
彼が自分のテーブルに去り、ぼーぜんとしている私に友人たちは言った。
「きっと彼の周りには帽子をかぶる人はいないんだよ。」
「そうそう。それにめがねじゃん。帽子+めがねイコール芸能人なんだよ」と解析してくれた。
私は帽子とめがねをしていた。このスタイルはいつもしていて特別高いとかブランドものではない。
身に着けているものは主にユニクロで、小物だってン千円程度だった。
帽子は寝グセを隠す為、めがねはスッピンを隠す為にいつもしている。
「売れないというトコロにショックを受けてんの?」と突っ込みが入る。
相当私は動揺しているようだ。はは。確かに。売れない、売れない・・。
地の底ふか~く落ち込む感じだ。でもお酒が入っていたのですぐに復活。
それに私は芸能人なんかじゃないもんね。傷つく必要なんてありません。
いつだったか相方と週末の夜にゲーセンやレンタル店などに行っていた時期があった。
帽子にめがね、シャツにカーゴパンツにスニーカー(ユニクロにニューバランスのスニーカー)姿の私を見た相方は、
「それに紙袋を持ったら、よくいるオタクの若い男性だよね」と心底面白そうに笑いながら言っていたっけ・・。
ワタクシ、一応妙齢の女性なんですけど、散々な言われようしかされたことないなーと思った。