書いてある言葉は少しだけ。でもずっとずっと気になっていた。
タイトルに魅かれ、本屋で立ち読み。パトリツィア・グッチの本。
何日もこの気持ちを寝かせておいて、やっぱり欲しくて買った。
いくつか気に入っている文を載せてみます。いいのかな?
衣服
服は少しあればいいのです。
たんすをからにすれば
空きをもつうれしさを知るでしょう。
清潔な衣服を着ることも
人生の喜びのひとつです。
鏡
鏡を見る時間は
大切だけれど一瞬でじゅうぶんです
出かけるまえのつかの間だけで。
シンプルな人の人生は
鏡のなかにはないのですから。
生産性
ものを生産する活動を
シンプルにするということは
心理的な負担を捨てることです。
電話にたえず呼び出されるから
手帳が予定でつまっているから
徹夜で机に向かっているから
だからわたしには価値があるのだと
そう思うことはやめにして
仕事の時間を縮めれば
能率のあがるのがわかるでしょう。
他にも魅かれる文章がいくつかあります。
日によって、ストンと心に入ってくる文章が違う。
こういう本は大事にしたい本のひとつだ。
何冊かこういう時には自分や生活を見つめなおすことができるものを持っているといい。
気持ちをニュートラルにできるモノはそばに置いておきたい。
「きょうも1日シンプルに」は草思社から1000エンで。^^
2001年のクリスマスに出ているのでもう少し待つと文庫になるかな?
なったらなったで持ち運びように買い換えるかも…。←得意
気に入った本は文庫サイズで買い換えて、ずっとそばに置いておきます。^^
省スペースにもなるし。
この行為は私にとって「無駄なこと」にはカウントされないのです。