巷でウワサのピアノマン。
といっても世界規模だが。
ピアノマンというと、私はあっちを思い出す。
ビリー・ジョエルの曲。
ニュースでピアノマンと言われるたび、軽やかなピアノのメロディーが思い浮かぶ。
ビリー・ジョエルには名曲が多い。
このお方の曲を聴くとなぜかアメリカ、それも都市部、たとえばニューヨーク、を連想してしまう。
・・・ニューヨーク、行った事ないのに。ハハハハハ・・・。
成熟したオトナの雰囲気というか、枯れた昼や、温かな夜といった空気を感じてしまう。
都会で暮しているオトナが夜にグラスを傾けながら聴いている。そんな絵が浮かぶ。
呑んだくれスモーキーな感じがとてもよく似合う曲たち。
ピアノマンはCMにも使われている曲なので、誰もが耳にしていると思う。
ハーモニカの音が印象的な、もの哀しい明るさを湛えた曲だ。
ピアノマンと呼ばれる青年の写真を観るたび、胸に去来する感じと似ているかもしれない。
ピアノの前でだけ、自分を解放することができるピアノマン。
記憶を失っても忘れない自分にとって大事なもの。
私にはあるだろうかとちょっと思った。
・・・・・・。
食い気?