夏い熱に食べるもの。といえば・・・。
凍らせたヨーグルト、凍らせたゼリー、凍らせたパックのりんごジュース、凍らせたパックのコーヒー牛乳、凍らせたヤクルト、凍らせたプラム、凍らせたぶどう・・・。
バナナは凍らせると真っ黒になるのでやらない。
実家にいた頃は冷やしたきゅりとかトマトとかすいかも美味しかった。
山ほど食べた。
市の日に農家の方から直接買うとものすごく安いのだ。
美味しいものを食べ過ぎたおかげで今は大変だ。
都会で買うトマトときゅうりは、にせものみたいに思える。
そとみはぴかぴかで美味しそうだが、かぶりつくと、「あんたダレ?」みたいな・・・。
そしてスイカ。
実はいつのまにかスイカが苦手になってしまったかもしれない。
食べるには食べるが、シャクシャクと食べ進むと、皮に近づいてくる。
そしてなんともいえず、いや~な気持ちになるのだ。
なんだか自分が虫になったように感じるのだ。
スイカの皮の青臭い匂いが。
カブトムシやクワガタ虫のエサのメインはきゅうりやスイカの皮だった。
そのイメージが匂いと結びついて連想してしまうのかもしれない。
夏の匂い。
クワガタの食べるスイカの皮の匂いは夏をイメージする。
夏は一年のうちに最も短い季節だと思うが、強烈なイメージだ。
昔は季節の中で、夏がいちばん好きだった。(そして次に初夏と晩夏を経て今は春^^;)
蚊取り線香とベープマットのすずらんの香りとカブト・クワガタ虫の(エサの)におい。
あとはお線香の匂いかな。お盆の独特な匂い。
飲んだり凍らせて食べたりしたビニールジュースの、ビニールを噛み切るときの匂いや、プールサイドの、夏の陽射しで温まったぬるい水の匂いも。
不思議なことに夏の匂いは、昔々、子供だった頃の夏休みの匂いと直結している。
その頃は純粋に夏を感じて、夏を楽しめたのかもしれない。
青い空に白い入道雲。地面にできる濃い影ぼうし。
日本の夏は、金鳥の夏短い。
子供の頃は、夏休みが終ったら夏も終わり、の勢いだった。
だからめいっぱい夏休みのあいだじゅう遊んでいたような気がする。
(今は温暖化のせいか、夏は長く感じる^^;)
凍らせたおやつを持って今年はどこかにでかけようかなぁ・・・。