昨夜お風呂からあがって、だるだるとコタツに入りながらテレビとマイパソコンの前に座っていた。
階下から相方が上がってくるなり、動きが止まった。
洗面所かトイレにでも来たのであろうが、じっと留まっている。
なんだとそちらに目をやると、なんともいえない顔をした相方は言った。
「墨汁のにおいだ」「墨汁の臭いがする」
「へ?」
なんのことを言っておるのだ。
私はかまわずに視線を戻し、ぺこぺことキーボードを操作した。
「カルトQ」の第一回芸能人「北の国から」を観ていたが、おもしろーい☆
みんなすごいなあ。マニアの域を超えているわ。
そう思いながらも、相方が言った「墨汁のにおい」はなんだろうと思った。
!
「この匂い、さっきお風呂に入れたアロマオイルの匂いだと思う。」
今日はゆっくりと風呂に浸かろうと思い、コントレックスと文庫本を持ち込んだ。
まだ冬用の入浴剤を買っていなかったし、先日きれてしまった大好きなアロマオイル「カモマイル」がないので、他のアロマオイル「パチュリ」を数滴たらしたのだった。
この「パチュリ」、香りについてにもあるように、
催淫
エロい作用、高揚をもたらす香りでいわばジャコウ系。フェロモン系の香り。
ジャコウ(麝香)といえば、むかし一世を風靡した「プワゾン」の香りに代表されるように官能的な匂い。
「パチュリ」は催淫グループの他の「クラリセージ」「イランイラン」「ジャスミン」とは一線を画しているエロさを感じる香りだと思う。
「イランイラン」とか「ジャスミン」なんてさわやかで美味しい香りですし☆
しかしその官能的なフェロモンの香りを「墨汁の匂い」と言い切った相方。
よくよく嗅いでみると、確かに墨汁。日本的~。
では小学校のお習字の時間はフェロモンの香りに包まれながら私たちは筆を走らせていたのね~☆
余談ですが麝香の香り、ドラマ「大奥」では三代将軍徳川家光に
「たぬきの臭い。くそうてたまらん」と言われていたような・・・。
た・・・たぬきぃ~?
この家光は、女嫌い男ぐるいで有名なお方だった。^^;
家光についての日本の歴史の時間はつぎへ続く☆