ぼやき
今日は(昨日もだけど)チョコをしこたま貪ったあと、「雪の宿」を食べた。
前よりも美味しいと感じたので相方に勧めたが「いらない」と抵抗された。
そんな相方は「雪の宿」のことをばーさんの菓子と言う。ムキー!
余談ですがわたしはケーキを焼くとき、ときどき抹茶を入れて焼きます。
型に入れて焼く前に中心部分に黒ゴマペーストを落とすと和風ケーキみたいになって美味しいです♪
抹茶も黒ゴマもお肌にいいので時々くるったように摂取します*^^*
以前習っていたお茶の先生は80歳以上のご高齢だったのですが、
お茶をいただく回数が多いせいかお肌がツルツルなんです。
お抹茶のせいなのか、心の鍛錬のせいなのか…。
奥が深いなあと思いました。
一緒に習っていたご婦人で、だんな様もお茶の経験があるというご夫婦がいるのですが
朝、お茶を点てて一服してから出勤することもあるそうです。(共働きで☆)
それを聞いたとき、「なんて余裕があるんだろう」と思ったことがあります。
朝の慌しい時間のなか、時間もそうですけど
心にも余裕がなければとてもじゃないけどそんなことができないと私は思いました。
朝の1分は他の時間帯のそれとは大きく違いますからね☆
若かった私は、大人の余裕なんだな~と感心して憧れの思いでした。
お茶(お抹茶)やお花(華道)についてのお話は結構いろんなものがありますが、
それらを習っていたときに感じたことなどはまだまだ実生活に活かしきれていません。
お茶もお華も奥が深くて、何年やったからいい
お免状を取得したからいいというものではないなと思いました。
まぁそれは私の気質が「いいかげんでがさつでらんぼう者」だからということに他なりません。
余談ですが、相方は私を「らんぼう者」と定義づけており、(フンガー!)
某〇HKのキャラクター「どーもくん」を観ると、
「あ、あんただ☆ホラ見てみい」と指差します。
(ちなみにどーもくんとは、妖怪ぬりかべを分厚くして茶色にして、
金剛力士像のようにカッと開いた口をつけたようなヤツです)
ガチャピンとムックのようなかぶりもので、動きが大きいのですが、
どうやらそれが相方の琴線に触れたと思われます。
あああ、せっかく何年もお茶やお華を習って所作を学んでも、
身についていなければ何もなりませんねー。
要は心栄えなのでしょう。
そんな崇高なもの、私にはとうてい手が出ません。
身につけるなんて考えるだけでもおこがましい。
それがわかっただけでも良かったのですが、
似たようなものを探して近くを歩き回ることくらいは
これからもしていきたいです。そうすればいつか
間違ってスイッチに手が届くかもしれないですし。^▽^;
こーなりゃ日本舞踊でも習おうかな、と1ミリだけ考えたこともありました☆
自分でも自覚があったんだと思います。でも…
そうすれば京都一の芸鼓である佳つ乃さんみたいになれるハズ!!!!
とは思えない年頃になってしまいました。(←とてつもない身の程知らずの野望)
若い頃は無駄に向上心があったもんです。(←私はそれが間違った方向だったんだとこの年になって悟りました)
ビスクドールのようなお顔が美しい!魔力のような魅力をもつ女性ですね。ため息しか出ません。個人的にもっとテレビとかで見たいんだけどな~。
******ここから下はぐるぐるするので、気力体力の弱っている方はここで終ってください^^;
古い自分と今の自分の継ぎ目ってぐじゃぐじゃになるなーと思いました。
古い自分=若い自分で、最新の自分=年を取った自分という
当たり前だけどそのギャップがなんだかね。
失うものがなくて、手に入れるだけだった自分と、
手に入らなかったりあきらめたりしてきた自分…。
そしてこれからは今まであったものを少しずつ手離していく自分。
体力だったり視力だったり記憶力だったり…。
今まで当然のように機能していたものが衰えていくだけという事実は、
想像以上にショックをもたらすでしょう。
その心構えをしていたとしても。
そして当たり前だけど、年をとってくると
茶渋のようなものがいっぱいついているなと感じる。
ハイターをするタイミングとか、うまく自分でやりくりできたらいいけど
自分の意思だけじゃどうにもならなくなったらおしまいって気がして怖い。
でもさ、お茶とか紅茶とか飲むと、どーしても茶渋ってつくからな。
茶渋が怖くて自分の気に入ったカップを使わないなんてもったいない。
見得のために買って置いておいて使わないなんてことしたくない。
持っているものはいつでもフル回転させたい。
…でもすんごいお気に入りのうっすいワイングラス(もらいもので、たぶんすごーくお高い)のふちがかけた時には涙が出た。
同じものがないから。替えがきかないから。
モノを愛しんで使わないと。
でないと人に対しても荒っぽい扱いをしそうで、それが怖い。
人に傷つけられるのも嫌だけど、知らず知らずのうちに自分が人を傷つけていることはもっと怖い気がする。
あ、「雪の宿」がしけないようにしまわないと…。