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スモウのツボ


スモウのススメ

ただいま名古屋場所の真っ最ちゅう~☆

お相撲に興味ない人にはつまんないかもだが、今またお相撲人気が復活している。

実は私も昨年までちっとも観ていなかったんだけど(朝青龍強すぎてつまんなかった)、
今年に入って大阪場所の中盤以降からちらっちらっと観るうちに面白くなってきたのです。

今年のお相撲は面白いですよー。

なので

「お相撲なんて全然わかんなーい」という方や、「何が面白いんかわかんね」という人に、

私EBの「相撲を観るときのツボ」をお教えいたしましょー。

なお、チョー個人的な意見なので、異論反論はいっさい認めません☆←横暴^^;

皆様の見どころなどありましたら教えてくださると嬉しいです♪


◆EBのスモウのツボ◆

・神田川さん(有名料理人)探し(※大阪場所に限る)

私はコレでお相撲を観るようになりました^^;
毎日毎日砂かぶりの席(テレビに映りまくります)にいるんだもん☆
普通の観客のつもりだろうけどえらく目立ってまっせー。
「今日はどこかな~?あ☆いたー!」という感じでウォーリー感覚。

・「高見盛」の気合=お客さんの沸き方

ロボコップというニックネームがつくくらいなので、高見盛の行動は目立ちます。
自分を鼓舞するために自分のコブシで自分の身体や顔を叩き、気合を入れます。
その様子に観ているこっちまで気合が入ってしまいます。
高見盛は気の弱さという弱点があり、前日に対戦相手がわかると夜眠れなくなるほど悩んだり考えすぎたりするので、直前まで対戦相手を知らないようにしています。^^;
負けたあとのなんとも哀しそうな顔がせつないです。
勝ったあとは「え~?勝っちゃった…嬉しい…でも相手に悪いなあ…」と嬉しさをかみしめつつも汗マークが顔に浮かんでいるような表情を浮かべます。
高見盛が勝っても負けてもお客さんは温かい拍手と歓声を送ります。

・お客さんの様子、客層

若い人からお年寄り、そして何の職業かわからない人や外国人などテレビに映るお客さんを見ていると飽きません。
なかでも粋筋のかたがたのお化粧やファッションはかなり楽しめます。
とっても上品な雰囲気の美人さんやすばらしいお着物は目の保養。
場所や地方によって傾向が違っていたりするのも面白いです。
外国の人が拍手している様子をみるとなぜか嬉しくなります。
あとは子供の一生懸命な声援。じ~ん。

・横綱朝青龍の見合った後いざって土俵の外に向かい顔を拭く一連の動作

しびれます。イチローが打席に入ってかまえるまでのような様式美を感じます。
横綱はどんな立会いでも相手をみくびらず全力をつくして臨みます。
その姿勢と気合は一見の価値有りです。さすが横綱!というオーラでまくりです。
勝った後、相手をぎぃっと睨みつける様は威圧感があります。

・白鵬の落ち着きっぷり

今もっとも横綱に近い力士です。今場所は大事な綱とり。
立ち居振る舞いやまとう雰囲気が悠然としています。
まさに横綱の器という感じ。
白鵬は貴乃花(弟)に似ています。相撲も雰囲気も。

・懸賞がかかったときのテレビカメラのひき具合

〇HKでは商品名など宣伝になるものはNGなんですよね。
なので会社名や商品名の入ったものがよく見えないようにいきなり土俵が遠くなります。
でも永谷園とか、まるわかりです。最近は京都のよーじやのがかわいいです。
琴欧州のブルガリアヨーグルトの化粧まわしはなんとなく好きです♪
(最も多く懸賞がかかったのが、先の五月場所千秋楽の朝青龍、千代大海戦の40本。
それまでは昭和39年一月場所の大鵬、栃ノ海戦と栃ノ海、豊山戦の26本が最高。
ここ3場所はこの朝青龍、千代大海の対戦で懸賞本数の記録が毎場所更新。)

・北桜の豪快な塩まき

かつては水戸泉(現・錦戸親方)でしたが、今は北桜。
塩をぶわっと蒔いた後のキメのポーズ(独特のカタチ!)にしびれます~☆
(塩は1日で約45kg使い、1場所ではざっと675kgの使用量)

・魁皇(かいおう)のクマさんみたいな容貌

とくに勝った後うれしそうににこっと笑う顔はかわいい♪

・行司の華麗な装束

平安貴族の礼服である烏帽子、直垂という出で立ちで土俵を務める行司の姿は、とっても雅な雰囲気。
力士に番付があるように、行司にも立行司、三役格、幕内格、十両格…と厳しい階級がある。そして、この行司の階級は装束の菊とじや軍配の房の色でわかります。
最高位(結びの一番を担当する行司)に向かってフル装備になっていきます。
裸足→足袋→草履とか、袴の長さとか。昼過ぎの取り組みから観ると面白い。

・浮世絵の中から出てきたような琴光喜(ことみつき)

もうこの人は江戸時代に描かれた浮世絵のお相撲さんそのまんま。
「ジャパニーズ・スモウレスラー」の典型のようなお顔です。
琴光喜が土俵に上がると、まるでタイムスリップしたような錯覚。
名古屋出身なので今場所では毎試合けん賞がたちます。

・把瑠都(ばると)の軽さのある雰囲気

まだ大銀杏(おおいちょう)も結えないくらい相撲歴は浅いのに大出世の把瑠都。
いつもニコニコ明るくてほがらかな性格が感じられます。
んが!先日の白露山戦で負けたときにすんごい目で相手を睨みつけていました!
よっぽど負けたのが悔しかったのでしょう。(怖かった)
勝負師になってきているな~と思いました。
ちなみに把瑠都の身長と体重は、江戸時代に史上最強力士といわれた雷電と全く同じ。
そしてそのイケメンっぷりから
「角界のベッカム」  … 琴欧州
「角界のディカプリオ」… 把瑠都  と呼ばれて人気です♪

・安馬(あま)の細さ

お相撲さんの体型とは思えないくらい普通にみえる。
安馬の取り組みになると、ひょいっとかつがれてしまわないかとハラハラします。^^;

・片山の足をまっすぐ真上にあげる芸術的なしこふみ

片足で立って真っ直ぐ天井に足をあげるしこに会場は大歓声。
ほとんど180度開脚で足を上げる姿の神々しいこと!
フィギュアスケートでいったらI字開脚のスパイラルってところでしょうか。
番付をあげてもっと後でぜひとも観たいものです。

こんな感じですかね。

ちなみに四股名(力士の名前)も、その由来を想像すると楽しめます。
各力士の出身地が考慮されていたり、うまく考えたな~という名前も。


今場所の名古屋場所は7月ということもあり、暑さで体調管理が難しいので番狂わせが多いかもしれません。

朝青龍は強いのでそうそう金星は出ないと思いますが、上位力士の取り組みは楽しみです。


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