黒坦々麺
黒い坦々麺を発見。
見本では黒ゴマがみっちりと表面を覆っていて器一面が真っ黒だったのだが、運ばれてきた実物はそれ程でもなかったのでちょっとがっかり。
でも麺が!好みの麺がまえだったので一気に機嫌が直る。
私はインスタントや棒ラーメンのような麺よりも、卵麺みたいなチュルチュル系の麺を愛している。
黒に覆われたどろりとしたスープから引き出した麺は香港以来の理想に描いていたものだった。
しかし坦々麺のスープはパンチが効いている。もう少し麺のコシが強ければ完璧だと思った。
相性とかバランスって難しい。
辛味を日本人向けに抑えてあるからか、これはしかたがないのかも。
一緒に食べた他のメニュー(高菜チャーハンと餃子)もちょっと味がやさしく感じた。
万豚記の高菜チャーハンが私にとっては理想の味だからしょーがないかもしれない。
万豚記の高菜チャーハンは味が濃くて油っぽくてあとをひく。ひとことでいえばジャンクっぽい味。
だから何かの拍子にむしょ~に食べたくなる。忘れられない味。
やさしいだけじゃ物足りないのね。
シメの杏仁豆腐は美味しかった。陳健一麻婆豆腐店の杏仁豆腐と張るくらいだから相当だ。
ここの杏仁豆腐は寒天ぽくないタイプ。私好み。
私がよくいくお気に入りのお茶の店「悟空」は残念ながら寒天タイプ。
なんでも完璧がいいってわけじゃない。
完璧じゃないから好きなのかな。