下妻物語
面白い面白いと聞いていたこの映画。
画面がみょうにキンキンしていたので敬遠していたのだが観た。
昨日ハセキョーがドラマの中で買っていたお菓子(実際はバッタもんだった^^;)
を用意して、おフランスの紅茶「ジャンナッツ」まで淹れて準備万端♪
で、映画はというと。
面白かった。
これは賞とるわ。とりまくるわ。
おフランスでも好評で、なんかの賞で1位になっちゃって、
これからまたおフランスの映画館100館くらいで上映されるんでしょ。
衣装というか、ファッションで授賞みたいだけど、映画の中で洋服に触れている箇所があって、そのコメントがなかなかするどかったのでびっくりした。
衣装の面でなくとも、生きる上での、なんというか、気構えみたいなものもしっかり描いているんで見応えがあった。
映画内の色調やアニメなんかもカラフルでポップでスピード感があってテンポがよくて、そういうところも海外にうけるんだろうなと思った。
フカキョンが好演していて、土屋アンナちゃん演じるイチゴがけじめをつけているところに駆けつけて、豹変してタンカをきるところがカッコイイ☆
(かわいいタイプよりこっちの方が好きなんだけどなフカキョン)
カタルシスを感じます♪
「ごくせん」のヤンクミみたいな。「水戸黄門」の印籠みたいな。みたいな・・・。
邦画でお気に入りの映画って難しいけど(そしてわたしゃフランス映画は大の苦手)
この「下妻物語」はお気に入りに入れてもいいと思った。
いえ、入れさせていただきますハイ。ていうか録画しとけばよかった凹
(ちなみにわたくしめのお気に入り邦画にはミポリンの「Love letter」がある)
いやーこの映画を観ていると、どこにいようとどんな状況でもあきらめることはないんだ。
好きなもんは好き。自分のポリシーは大事にする。自分を大切にする。みたいなことを感じる。
それってあたりまえのことなんだろうな。
でもあたりまえにできなくて、ややこしく生きてしまっている(私みたいな)人もいるのであって(たぶん)。
面白さにつられて観ながらちょこっと考えちゃったなー。
わたしらの大部分はイチゴみたいなもんじゃなかろうか。
私も間違いなく、桃子にあこがれる。
あんなふうに性根のすわった性格になりたい。
ちゃんと自分を持っているっていうことがどんなにすごいか。
イチゴはよく知っている。
大多数が普通というなら、普通ってなんだろう。
みんな普通のふりしているだけかもしんない。
いつだって何かで自分をチェックしてないと気がすまないような気がする。
なんて思ったりした。
流行にのっかるのって悪いだけではないんだけど。
(改めてその良さがわかるという点ではいいと思うんだが)
みんな同じタイミングで同じ格好や行動するのは、なんか変だよな・・・。
(消費大国にはあるまじき思想ですが)
桃子いいねえ。純日本家屋でも牛のフンがありふれた生活でも、ロココ調の生活。
ロリータがいいというわけでなくて、好きなものに対する情熱というか。
あんな生活してみたい。何に遠慮はいるもんか☆と思えてくることよ。
遠慮ばっかして、あきらめて欲しいものをガマンして代わりの何かで満足するなんて
すごく安っぽい真似をしていたような気になった。
自己満足でいい、妥協はしない。そんな感じ。
話は変わるけど、「NANA」よりこっちのほうがビジュアル的に好きかも☆
(映画観てないけど^^;)
「NANA」はヴィヴィアンだけど、ものすごく細い人向き。(イギリスのブランド?)
私は太めだし、リボンとお花のモチーフが好きなので
どっちかというと「下妻」のロリータのほうが観ていて楽しめる。
間違っても着ようとか買おうとか思わんけど・・・。(似合わないから)
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